Carbon Peak and Carbon Neutralization Information Support Platform
学振トピックス JSPS Topics 第17回HOPEミーティングが開催されました 公開日:2026年4月28日 令和8(2026)年3月2日(月)~3月6日(金)、つくば市のつくば国際会議場にて第17回HOPEミーティングが開催されました。 第17回HOPEミーティング参加者 HOPEミーティングは、アジア・太平洋・アフリカ諸国から選抜された若手研究者が、ノーベル賞受賞者をはじめとする著名研究者や同年代の仲間たちと交流する「知の合宿」です。今回は、アジア・太平洋・アフリカの20か国・地域から選抜された102名の優秀な博士課程学生・若手研究者が参加しました。 6名のノーベル賞受賞者の講演やグループディスカッション、チームプレゼンテーションを通じて、文化的な背景も専門分野も異なる若手研究者たちが5日間、熱い議論と対話を繰り広げました。 講演するストリックランド博士 グループディスカッションでの参加者 グループディスカッションでの北川博士 ポスターセッションでのハント博士 文化体験 ベストチームプレゼンテーション賞受賞 より詳しいHOPEミーティングの様子は、以下のページよりご覧いただけます。 関連リンク 第17回HOPEミーティング開催報告 最新情報を発信していきます。ぜひフォローをお願いします。
发布时间:2026-04-28 日本学術振興会
HOPEミーティング HOPE Meetings with Nobel Laureates 第17回HOPEミーティング 開催報告 日時:令和8(2026)年3月2日(月)~3月6日(金) 会場:つくば国際会議場(茨城県つくば市) 対象分野:物理学、化学、生理学・医学及び関連分野 主催:独立行政法人日本学術振興会 参加者 アジア・太平洋・アフリカの20か国・地域[※]から102名の博士課程学生・若手研究者が参加しました。 [※] 参加者の推薦国・地域 日本、オーストラリア、バングラデシュ、中国、エジプト、インド、インドネシア、イスラエル、韓国、マレーシア、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、フィリピン、セネガル、シンガポール、南アフリカ、台湾、タイ、トルコ 開会式 3月2日(月)にHOPEミーティングが始まりました。運営委員会委員長の梶田隆章先生より開会の挨拶、杉野理事長による主催者挨拶(水本上席参与が代読)、文部科学大臣よりビデオ挨拶が行われました。 運営委員は各人1分間の自己紹介を行いました。式の最後には全員で記念撮影をしました。 ノーベル賞受賞者が語る 今回のHOPEミーティングには自然科学系3分野から2名ずつ、6名のノーベル賞受賞者が 講演者として会議に参加しました。また、講演者と近い研究分野の日本人研究者が、モデレーターとして参加者と著名な講演者との「橋渡し役」となりました。 モデレーターは、フラッシュトークのセッションにおいて、参加者と同様の形式で1分間の自己紹介を行いました。 ドナ・ストリックランド 2018年ノーベル物理学賞 梶田 隆章 2015年ノーベル物理学賞 北川 進 2025年ノーベル化学賞 W・E・モーナー 2014年ノーベル化学賞 スバンテ・ペーボ 2022年ノーベル生理学・医学賞 ティム・ハント 2001年ノーベル生理学・医学賞 ノーベル賞受賞者による講演 会期中、6名のノーベル賞受賞者はそれぞれ1時間の講演(45分の講演と15分の質疑応答)を行いました。どの講演においてもQ&Aセッションでは、若手研究者たちはノーベル賞受賞者に活発に質問していました。 講演する北川博士 講演するストリックランド博士 講演するモーナー博士 講演するペーボ博士 ノーベル賞受賞者を囲むグループディスカッション ノーベル賞受賞者1名を20名程度の若手研究者が囲む45分のグループディスカッションも行われ、参加者は会期中に3名のノーベル賞受賞者のグループディスカッションに参加することができました。少人数でなごやかな雰囲気の中、受賞者の研究についての話から専門知識を深めたり、若い研究者へのメッセージに触発されたりすることができました。 グループディスカッションの時間に2名ずつ3組(計6名)のHOPEミーティング卒業生(OB/OG)によるディスカッションセッションも行われました。若い研究者たちが直面するキャリアパスやワーク・ライフ・バランス等の問題について、意見交換を行いました。 グループディスカッションでの梶田博士 グループディスカッションでのハント博士 グループディスカッションでのペーボ博士 グループディスカッションでの参加者 参加者が発表する HOPEミーティングの参加者には、研究者個人として研究発表を行う「ポスター発表」と多文化・多分野のチームメイトと共同して作り上げた「チームプレゼンテーション」を最終日に発表するという2つの活動が課せられていました。 自身の研究を発表する――フラッシュトークとポスターセッション―― 会期中、参加者の研究内容をまとめたポスターが会場のフォワイエに展示されました。参加者は3日のうちの割り当てられた発表日に、まず自分の研究を1分間で説明する「フラッシュトーク」を行い、その後自らのポスターの前でポスター発表を行いました。若い研究者たちは自らの研究を熱心に説明し、聞き手も真剣に説明を聞き、質問をしていました。 講演者・委員・モデレーターを含む全出席者が、ポスター賞選考のために毎日1票を投じ、投票結果に基づいて運営委員会が合議審査を行い、ポスター賞が選出されました。 優秀なポスター発表を行った6名には「ベストポスター賞」が贈られ、ベストポスター賞受賞者のうち1名には、「運営委員長賞(HOPE賞)」が授与されました。 運営委員長賞(HOPE賞) 沖田 ひかり (東京科学大学) ベストポスター賞 - Yuhang ZHANG (北京大学) - 高野 佐奈子 (カリフォルニア大学) - 沖田 ひかり (東京科学大学) - Jiwon KIM (中央大学校) - Katrin Gabriela HEWITT (バイオエコノミー科学研究所) - Abdullah Bilal OZTURK (ユルドゥズ工科大学) ポスター発表を聞くモーナー博士 ポスター発表を聞くストリックランド博士 ポスター発表を聞くハント博士と梶田博士 ポスター賞受賞式 仲間と発表を作り上げる ――チームプレゼンテーション―― 参加者100名は、事務局によりA~Jの10チームに編成され、時間の限られた中、文化的な背景も専門分野も異なる初対面のチームメイトとSDGs(持続可能な開発目標)の達成のような人類共通の課題に対して科学者としてどのように貢献できるか、課題解決型の発表作品として仕上げ、最終日に発表しました。 閉会式では、参加者全員の投票結果に基づき梶田委員長より2つのチームにチームプレゼンテーション賞(ユニーク賞とベスト賞)が贈られました。 チームごとに課題に取り組む参加者 チームごとに課題に取り組む参加者 チームプレゼンテーション ベスト賞のチームA(チームプレゼンテーション) 研究倫理ワークショップ 受動的に講演を聞くばかりではない、能動的な活動をHOPEミーティングに取り入れるため、また若い研究者が直面する研究活動の倫理的な側面に目を開いてもらうため、「研究倫理ワークショップ」を開催しました。大阪大学教授の中村征樹先生を講師にお迎えし、オランダのエラスムス大学ロッテルダム校が開発した ジレンマ・ゲーム(外部サイト)を教材に用いてワークショップを実施しました。少人数のグループに分かれたワークに、参加者は熱心に取り組んでいました。 研究倫理ワークショップでの中村博士 研究倫理ワークショップ 研究施設見学 参加した各国・地域の若手研究者は日本の研究施設を訪れました。 参加者は3つのグループに分かれ、それぞれ 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)(外部サイト)、 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)(外部サイト)、 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)(外部サイト)を訪れ、研究者から説明を聞いたり、研究設備や研究室を見学したりしました。 日本での研究活動の紹介としては、グループディスカッションの時間や昼食時間に、日本学術振興会スタッフによる 外国人特別研究員事業の説明が行われました。諸外国の若手研究者が日本で研究を進める道筋やバックアップ体制について説明が行われました。会場では、 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の紹介もありました。 コンサート・日本文化体験プログラム 会期中には日本文化に触れるプログラムも行われました。 全員で阿波踊りを鑑賞した後、参加者の希望に基づいて茶道・匂い袋・風呂敷の3つのプログラムに分かれ、実際に体や手を動かして日本の伝統文化を体験しました。阿波踊りのコンサートでは、参加者が皆で阿波踊りを踊るなど、楽しい時間を過ごしました。 最終日には浅草へエクスカーションに行き浅草寺と仲見世では伝統的な日本らしさを満喫しました。 コンサート(阿波踊り) 日本文化体験(茶道) 日本文化体験(風呂敷) エクスカーション(浅草)
发布时间:2026-04-22 日本学術振興会科学研究費助成事業(科研費) Grants-in-Aid for Scientific Research 科研費のお知らせ 令和8(2026)年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(特別研究員奨励費)第2回の交付内定について 2026年4月22日 このたび、令和8(2026)年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(特別研究員奨励費)の新規研究課題について、交付の内定をしました。 交付の内定を受けた方は、交付申請書等の必要書類を作成し、所属する研究機関を通じて独立行政法人日本学術振興会理事長あてに提出していただく必要があります。 交付申請書等の作成にあたっては、以下の各書類、様式をご覧ください。 交付申請書等の提出期限 交付申請書等の提出期限は、 令和8(2026)年5月15日(金)(必着)です。 (なお「交付申請の辞退届」、「研究代表者の転出報告書」等の提出期限は 令和7(2025)年5月8日(金)です。) 通知文書 - 令和8(2026)年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)(特別研究員奨励費)第2回の交付内定について(通知)(PDF/296KB) 別紙1:科学研究費助成事業-科研費-学術研究助成基金助成金の使用について各研究機関が行うべき事務等(PDF/457KB) 別紙2:電子申請システムを利用した交付申請について(PDF/332KB) 別紙3:科学研究費助成事業-科研費-学術研究助成基金助成金研究者使用ルール(交付条件)(特別研究員)(PDF/406KB) 別紙4:科学研究費助成事業-科研費-学術研究助成基金助成金研究者使用ルール(交付条件)(外国人特別研究員)(PDF/375KB) 別紙5:令和8(2026)年度学術研究助成基金助成金における交付条件等の主な変更点について(PDF/313KB) 別紙6:研究活動の公正性の確保及び適正な研究費の使用について確認・誓約すべき事項(PDF/383KB) 参考1:科研費振込口座の開設及び登録(修正)について(PDF/691KB) 参考2:国際連合安全保障理事会決議第2321号の厳格な実施について(依頼)(平成29年2月17日付け 文部科学省大臣官房国際課長通知) 参考3:外為法の遵守徹底及び安全保障貿易管理に係る体制整備について(経済産業省貿易管理部安全保障貿易管理課) 交付申請書等の作成・提出 科研費電子申請システム 特別研究員向け操作手引(交付内定時・決定後用)(PDF) 所属研究機関担当者向け操作手引(交付内定時用)(PDF) 交付申請に係る様式(記入例・作成上の注意) 研究データマネジメントプラン(DMP)の作成 科研費での研究の実施にあたって、研究代表者は、研究課題に関してデータマネジメントプラン(DMP)を作成し、研究データの適切な管理や利活用の促進に努めてください。なお、DMPの提出は求めません。 詳細は科研費における研究データの管理・利活用についてを参照してください。 お問い合わせ ※研究者の方は所属研究機関を通してお問い合わせください。 (交付(基金分)に関すること) 独立行政法人日本学術振興会 研究助成部 研究助成第一課 総務企画係 03-3263-0976 03-3263-0980 tokken-shourei*jsps.go.jp ※メールを送る際は「*」を「@」に置き換えてください。
发布时间:2026-04-22 日本学術振興会
日本学術振興会 育志賞 JSPS Ikushi Prize 第16回日本学術振興会育志賞授賞式 秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰いで 第16回日本学術振興会育志賞授賞式が挙行されました。 (令和8(2026)年3月3日) 令和8(2026)年3月3日、第16回日本学術振興会育志賞授賞式が日本学士院において挙行されました。授賞式は、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、松本洋平文部科学大臣代理として柿田恭良文部科学審議官をはじめ、各界からの来賓の参列を得て、盛会のうちに執り行われました。 式典では、冒頭、杉野剛日本学術振興会理事長が式辞で、「皆様が、今後も研究者としての志を高く持ちながら、周囲の方々とのつながりを大切にされ、将来、世界的に活躍する研究者となられることを期待いたします。」と述べました。 続いて清水孝雄日本学術振興会育志賞選考委員会委員長が審査経過報告をした後、受賞者代表に賞状と賞牌が授与されました。 授与後、松本洋平文部科学大臣祝辞(代読:柿田恭良文部科学審議官)が述べられ、最後に、受賞者を代表して、長崎大学の長谷川悠波様が挨拶を行いました。 その後の記念茶会では、秋篠宮皇嗣同妃両殿下と受賞者等が、博士課程での研究テーマなどについて和やかにお話されました。 式辞を述べる杉野剛日本学術振興会理事長 審査経過報告を述べる清水孝雄選考委員会委員長 松本洋平文部科学大臣の祝辞を代読する柿田恭良文部科学審議官 受賞者代表挨拶を述べる長谷川悠波様 賞状・賞牌が授与される様子 記念茶会で受賞者とご懇談される秋篠宮皇嗣同妃両殿下
发布时间:2026-04-21 日本学術振興会学振トピックス JSPS Topics 第16回(令和7(2025)年度)日本学術振興会育志賞授賞式が挙行されました 公開日:2026年4月21日 令和8(2026)年3月3日(火)、第16回日本学術振興会育志賞授賞式が日本学士院において挙行されました。授賞式は、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席を仰ぎ、松本洋平文部科学大臣代理として柿田恭良文部科学審議官をはじめ、各界からの来賓の参列を得て、盛会のうちに執り行われました。 授賞式にご臨席された秋篠宮皇嗣同妃両殿下 本賞は、人文学、社会科学及び自然科学にわたる全分野において、将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生に贈られる賞です。今年度は、19名の優秀な若手研究者に授与されました。 記念茶会で受賞者とご懇談される秋篠宮皇嗣同妃両殿下 よりくわしい授賞式当日の様子は、以下のページよりご覧いただけます。 関連リンク 「第16回日本学術振興会育志賞」授賞式 育志賞受賞者一覧 第16回(令和7(2025)年度)日本学術振興会 育志賞の受賞者を決定しました 最新情報を発信していきます。ぜひフォローをお願いします。
发布时间:2026-04-21 日本学術振興会ノーベル・プライズ・ダイアログ ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2027 運営委員会 プログラムをはじめとしたノーベル・プライズ・ダイアログの企画・運営に関する重要な事柄は、共催機関であるノーベル・プライズ・アウトリーチと共同で策定しており、以下の運営委員会はJSPS側の諮問機関として設置しているものです。 運営委員(五十音順) 委員長 塩田 剛志 独立行政法人日本学術振興会 理事 委員 梅原 出 横浜国立大学・学長 西條 辰義 京都先端科学大学・国際学術研究院・特任教授 一般社団法人フューチャー・デザイン・代表理事 田中 純子 広島大学・理事/副学長 西宮 伸幸 日本大学・理工学部・元教授 元・水素エネルギー協会・会長 橋本 隆子 千葉商科大学・理事/学長補佐 千葉商科大学・商経学部・学部長/教授 福田 敦 日本大学・理工学部・特任教授 町村 敬志 東京経済大学・コミュニケーション学部・教授 一橋大学・名誉教授 アドバイザー 若宮 淳志 京都大学・化学研究所・教授 京都大学・副プロボスト/理事補 (所属機関及び職名は令和8年4月時点のものです。)
发布时间:2026-04-14 日本学術振興会先端科学(FoS)シンポジウム Frontiers of Science FoS Alumni Messages No.23 FoS の思い出 芳村 圭 東京大学 生産技術研究所 教授 FoS参加歴: 8th Japanese-German Frontiers of Science (JGFoS) Symposium 参加研究者 9th Japanese-German Frontiers of Science (JGFoS) Symposium 参加研究者 10th Japanese-German Frontiers of Science (JGFoS) Symposium PGM 11th Japanese-German Frontiers of Science (JGFoS) Symposium PGM 3rd UK-Japan Frontiers of Science (UK-Japan FoS) Symposium PGM主査 FoSの良さについて書いてほしいと言われ、ほいほい安請け合いしたものの、バックナンバーを読むとわかるとおり、かたいトーンからやわらかいトーンまで、FoSの良さについてはもうすでに全部書かれていることに気づきました(すでに書かれていることも書かれています)。困った事になったなと思いつつ、ご担当の鬼の催促にこたえるべく、必死にネタを捻り出しているところです。 私は2011年からFoSに関わり始めました。はじめは東京開催JGFoSの参加者で、確か、環境研谷本さん[1](その年のJGFoS PGM主査だった)から、AGU(アメリカ地球物理学連合;年1回サンフランシスコで大きな会合がある)でお会いしたときに、声をかけられたような覚えがあります。もともと合宿大好き、飲み会大好き(得意とは言ってない)な人間ということもあり、1〜2年目は一般参加者、3〜4年目はPGMとして、東京・ポツダム・京都・ブレーメンに参加し、毎回おもろ!となりました。当時のテーマだった標準理論、生命起源、パンデミック、重力波、バイオミネラリゼーション、あやかし、エピゲノム、AI、実験経済学、ジオエンジニアリング、太陽構造等々の本を読み漁ったことは普通に勉強になっただけではなく、研究の売りを他分野に伝えるという点において今の自分の糧になっています。個人的には、いつも特に物理に感銘を受けて帰っていた気がします。私みたいな「ダークエネルギーってなにそれおいしいの」程度の人間でも、なにかわかった気にさせるプレゼン技術はすごいですね。 それで卒業したと思っていたのですが、2019年11月に東京で開催したイギリスとのUK-Japan FoSにPGM主査のお話が来ました。この件についての詳細は感想を含め 主査報告書[2]に綴りましたのでここでは割愛しますが、PGMに別FoS経験者を取り揃えたことでしっかりFoSらしいFoSができました。直後に新型コロナ禍があったことを考えると、本当に実施できてよかったなと思います。 さてここで、少しFoSと似て非なる活動について、私の体験をご紹介したいと思います。1つ目は同じJSPSが行っているLEADSNETです。 JSPS-LEADSNET事業は、「将来、真にグローバルな視野を持ち、第一線の研究者として我が国の学術研究を牽引する研究者を育成することを目的に、学術振興特別基金により研究交流会を平成28年度より開催している」[3]そうです。より端的にいうと、これからJSPSの海外学振や国際共同研究強化を実施します、というような人のための研究者ネットワーキングを支援してくれる仕組みです。FoSとは違い国内交流がメインですが、参加者の志向的に共通する部分も多く、分野横断なネットワーキングができるところが共通しているなと感じています。私は2016年の第1回に一般参加者として参加し、2025年の第8回には講演者としてご招待いただきました。第1回で生まれた交流は今でも続いていて、それから約10年後のご報告ができたと思うと感慨深いです。こうした支援は若手にとって本当にありがたいですし、励みになりますので、FoSともどもぜひ継続発展させていただいたいと切に願っております。 2つ目は、米国で行われている Gordon Research Conference (GRC)です。たまたま2023年に参加できたものですが、こちらもFoSに近いものを感じたのでご紹介します。 公式HP[4]によると、「GRCは、生物学、化学、物理学、工学、およびそれらの境界領域における最先端の研究を発表し、議論するための国際的なフォーラムを提供する」とあります。「ゴードン会議 参加」などで検索すると何やら秘密結社めいた記事がヒットします。というのも「未発表の研究内容を発表せよ」「他者の講演内容を口外してはいけない」的なルールがあるからのようなのです。私もそうした記事を見てどきどきしていたのですが、なんのことはない、若手中心の研究ネットワーキングの場だということがわかりました。その設計が特徴的で、ボストンから2時間くらいかけて「なにもないところ」に連れて行かれて1週間寝食をともにすることが強制されるものでした。そう、FoSと同じです。異なるのは、テーマが決まっている点(複数のテーマがボストンに集まるが、テーマごとに大量のバスで別々の会場に連れて行かれる)、米国とそれ以外の国々とのネットワーキングである点などでしょうか。参加者には博士課程学生が多く、彼らにとって非常に良い機会だなと感じました。サッカーもできましたし。 最後に、年寄りじみたことを書いて締めたいと思います。冒頭にも述べたとおり、執筆に際して過去の記事との重複に困っていたのですが、それだけではなく、シンプルに時間が取れないという状況でした。FoSの楽しい思い出が強い2010年代前半と比べると、明らかに自転車操業状態が悪化しています。特にここ数ヶ月は、ここにはとても書けない大事件が巻き起こり、ミセスの「こ・こ・を乗り越えた〜ら、楽になるしかな〜〜〜い」[5]を口ずさみながら一日を乗り切る日が続きました(今もか。。。)。年を取るとはそういうものだと言われればそうなのかもしれないのですが、当時ほど新鮮な気持ちでネットワーキングに没頭できないのは残念な気がします。この記事が読まれる頃には、状況を構造的に好転させて、「そんな時代も〜あ〜ったねと」[6]と笑って話せるようになっていてほしいな、と思います。 注 [1] 国立環境研究所 谷本 浩志氏 [2] https://warp.ndl.go.jp/web/20221010064153/http://www.jsps.go.jp/j-bilat/fos_juk/data/3rd/3_UK-JapanFoS2019_Report.pdf (国立国会図書館) [3] https://www.jsps.go.jp/j-donation/leadsnet/index.html [4] https://www.grc.org/about/ (外部サイト) [5] Mrs. GREEN APPLEの楽曲「ケセラセラ」の一節。 [6] 中島みゆきの楽曲「時代」の一節。 1)第8回 JGFoS @東京、2)第9回 JGFoS @ドイツ・ポツダム、 3)第10回 JGFoS @京都、4)第11回 JGFoS @ドイツ・ブレーメン、 5)第3回 UK-Japan FoS @東京 の公式集合写真。矢印が著者の位置。 じりじり前に出てこようとしている様子が窺える。
发布时间:2026-04-14 日本学術振興会【ストックホルム】スウェーデン王立工学アカデミー(IVA)との共催で学術セミナーを2月24日に開催しました
发布时间:2026-04-13 日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンスのお知らせ 令和8(2026)年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)(研究成果公開発表(B)(ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI))の審査結果の開示について 2026年4月10日 令和8(2026)年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)(研究成果公開促進費)(研究成果公開発表(B)(ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI))の審査結果について、電子申請システムを利用した電子的開示を行いました。 審査結果の開示は、応募された成果公開のうち、審査の結果、採択されなかった成果公開及び審査に付されなかった成果公開の応募者に対して行うものです。また、採択された成果公開の応募者に対しても、審査結果の所見がある場合は審査結果の開示を行います。 電子申請システムの詳細な操作方法等については、研究者向け操作手引(審査結果閲覧用)をご覧ください。 また、所属研究機関担当者に対しても審査結果の開示を行います。詳細な閲覧方法は、所属研究機関担当者向け操作手引(詳細版)(応募手続き用)をご参照ください。 科研費電子申請システム 研究者向け操作手引(審査結果閲覧用)(PDF) 所属研究機関担当者向け操作手引(詳細版)(応募手続き用)(PDF) 開示期間 令和8(2026)年4月10日(金)~ 令和8(2026)年9月17日(木)(予定) お問い合わせ ※審査結果についての質問、照会には応じかねます。 ※研究者の方は所属研究機関を通してお問い合わせください。 (公募・審査に関すること) 独立行政法人日本学術振興会 研究助成部 研究助成第二課 研究成果公開促進費係 03-3263-1699 hirameki*jsps.go.jp ※メールを送る際は「*」を「@」に置き換えてください。
发布时间:2026-04-10 日本学術振興会